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笑う?6歳の時から日記を書いてるんだ。
しかも、日記帳をプレゼントされたからというのが書き始めた理由なんだ。
そんな頭の悪い子供だったんだよ。僕というやつは。
日記を書くのがいいことだとか、
なにかの役に立つとか、聞いたけれど
なんの役にも立たないよ。
時には日記のおかげでひどいめにあったりもする。
生きてることが心底嬉しい人間以外は、
日記なんて書くべきじゃないんだ。
日記なんて書くべきじゃないんだ。


01-31-00
朝まで起きてた。これから八ヶ岳行ってくるね。曲つくってくるよ。新しい曲のMDとか今、自分でさぁ、聞いてるんだけど、今度ライブの時までにはみんなのぶんもつくったりしてさ、そしたらみんなで歌ったりしてさ、ちくしょう、僕、がんばるよ。昨日、すごいびっくりするくらいいやーーーな大人にんげんのニュース聞いたんだよ。つまりそんなことでなんでとびーやまりあがバンド止まってなきゃなんないだ!ということだよね。事務所?大島?金?くそくらえだ!!!!!!

深夜ゆうやくんに会った。なんとなく、しげそにあけましておめでとうって電話した。アニキとイワセに電話もあけましておめでとうをまだ言ってない。まだなんだ。

八ヶ岳についたらまず雪かきしなくちゃ。


01-30-00

01-29-00

01-28-00
ヒスローが昨日つれてきた友達が、そのまた友達を連れてきて部屋でギターを弾き、歌い、ドラムのスティックをカチカチさせ、酒を飲み、騒がしかったから----それよりハッピーになるもの食べたらいいのに、酒は臭いし、うるさい----友達と友達のお母さん、二人暮しのとこに泊めてもらった。友達はお母さんのつくる料理を毎日食べてるのか、と思ったらうらやましくなった。洗濯を手伝ったりした。楽しかった。
そこの家にはギターがなかったんだけど-----僕はどこの家にもギターが一本は必ずあると思っていた----僕はあの水色の立て笛をふたつに分解してポケットにいれてたから、お礼に笛を吹きました。
笑われちゃった。
公園で小さい女の子が、それほしいーってゆってきたから、僕がさっと笛を隠したら、にらまれた。
僕の笛だ。僕がお金をだして買ったんだ。これからは人のいないところで吹こう。僕の趣味。ギターとか曲つくる以外のことをしてこなかったから、はじめてできた趣味かもしれない。

01-27-00
ゆうやくんに会った。捨てたい曲、わけあってつくった曲、好きな曲いろいろ全部あげた。恥ずかしかった。しょうがない。
AKIOさんの分のダビングも頼んだ。
帰り道、リビングルームに私物をだしっぱなしにしていたのを思い出して、誰かに見られたらやばい!と思ってめちゃめちゃ飛ばして帰った。なんかひいた。絶対ひいた。ゴツンって音したから。瓶とかだといい。でも絶対あれを見られたくなかったからわりこみ、無視、裏道、すごい急いだ。
ヒスローと他友達2人がいて、ちょうど玄関にいてこれから部屋にはいるところで、あーよかったーと思いながら、先に部屋に入って、さりげなくばーって片付けた。あー。

意識の魚。水もいらない、楽器もいらない、音などいらない、なんにもいらない。なにも必要としないことは開放されること。


01-26-00 ドミミミソソレファファハシシ
下北にMMをとりにいって、お台場で笛をふいて、たまには違った楽器もやってみると夢中になっちゃうものだねって笑いました。MM食べる前でした。なのに。

01-25-00
「デモつくろ。デモ」って言うのが、バンド的で、新鮮で、嬉しかった。
音楽のことをやりはじめると、こんなふうに、手の先、足の先から、血が通ってくるような感じがするのはなぜだろう。深いところから、海面を目指してだんだん酸素が増えてくる感じ。音楽が好きってわけじゃないのに、なんでだろう。

本を書き続けるのは、時々そうして遊ぶみたいに、自分で自分の首をそっと少しずつ締めていくのに似ている気がする。意識が遠くなって顕在してる意識が届かない深くに沈んでいく。
僕はそこでで無意識の魚になって、記憶や未来、他人の気持ちの中をゆらゆらと泳ぎまわり、悪態をつき、いたずらをして、最後には気が狂い自分の身を食べてしまう。無意識だけになった僕はタイプライターの音を聞きながら目の前だけに広がる劇場の内舞台の引幕を開けたり閉めたりして、開けたり閉めたりして、開けたり閉めたりして、駆け回る俳優女優達にぶつかって突き飛ばされてついには僕は存在しない第四舞台の上で呼吸できずに苦しみ跳ねている臭い魚になっているんだ。

とびむしから、あのスタジオのテープは大島さんが持っているんだと聞いた。その大島さんは九州で入院しますと言ったきり連絡がつかない。他にもトラブルを抱えているみたい。まりあやとびーになにが出来る?「もう考えたくねーよ」ってとびむし。

曲をつくったりしてると音楽ってごちゃごちゃ考えなくてよくなるし、頭すっきりするけど、こないだからまりあがやってるみたいに、ずっとタイプライターにむかっていると、頭の中にいっぱいブロックを重ねていくみたいにどんどんつまってきて重たくなっちゃうんだよね。
だけどどっちも必要なんだ。

水の外で泳いでる意識の魚。水の中にいる魚。


01-24-00
ゆうやくんに電話した。AKIOさんと話した。

01-23-00
明け方、リンダが帰っってきた。エイミーは3時に来た。ヒスローはずっといた。ヨウタは一度出でかけて1時に戻ってきた。いつもと変わらなかった。友達とは。

「人間は骨と肉でできているんだ」そう思いたいんだ。
心をなくしてしまいたいんだ。
友達の優しさも、彼女の涙も、もういらないんだ。

なにをそんなに苦しんでいるのか、話して欲しいと君は言う。
僕は僕の抱えている悩みが君を押しつぶしてしまわないようにドアを閉める。
友達の資格は僕にすべて話してしまうことを要求し、ドアを叩き続けている。

芸術はいらない、歌でもなく、文学でもなく、小説もなく、さらにはあんなもの表現ですらない。
僕がタイプし続けているあれはなんだ。
僕や君がうまれ、死ぬまで這いつくばってなくちゃならないこの世界に吐きかけた唾だ。
もうすでに死んでしまっているこの街の残骸の上で、僕は人知れず練習していた口笛をようやく、吹きはじめるんだ。聞く者が誰もいなくなった死人の街で、はじめて口笛をふいてやるんだ。


01-22-00
本を書き続けるということは、曲をかき続けてきたみたいに、もしかしたらそれ以上に今、大事なことで誰にも邪魔されたくなくて、お父さんを刺し殺すという止まらない妄想、願望、欲求を押さえておくためにも、物語をタイプし続けてなくちゃならなくて。
それは一睡もしないで4日間も机に向かって目を真っ赤にさせていたとしても、やめることなんて出来なかった。
忠告を無視した。怒られたって気にならなかった。自分の目的だけを考えていればよかったから。
捨て台詞を言ったリンダのあとを追いかけもしなかった。言い返しもしなかった。
ヨウタがまりあのギターの弦が切れたのを張り替えてくれてる間にも、話しかけもしなかった。

世界はなんでもありなんだって全部を認めることは、少しあきらめることに似ているんじゃないか。
そんな声が聞こえたけど、動かなかった。

うるさい干渉、友達の権利と心配される義務、寂しさへの不安、それらと闘って、とうとうこの部屋で自由を勝ち取ったような気分でいたのだけど、
結局こうなんだ。
こうやって、ひとりで好きなだけ、好きなことをしていられること、こんなふうに誰にも傷つけられないでいることは、それくらい無意味で絶望的なことはないように感じた。


01-21-00
まだ、左利きを治そうとしていた頃は、
ほんとの恋とかほんとの愛とか、ほんとの友情とかに縛られて、
まるで、”真実”ってやつが、どこか別の場所に存在し続けていて、それを見つけなくちゃなんないように思っていたけど。

だけどある日、世界には、嘘がなくて、悪いことがなくて、ダメなものもなくて、
だから、ほんとの愛とか、ほんとのなんとかって区別もなくなって、
それから、ほんとのことを探すなんてこともしなくなった。

だってそれは、カフカの城みたいなもの。
目の前にあるもの、見えないもの、嘘もいい加減も、やなことも、悪いことも、いいことも、
全部そこにあるから、それがぜんぶ混じりあってるのが世界だから、
あたしはもう砂の中からきれいなダイアモンドだけを選分けてつまみあげようなんてことはしなくなって、
マーブルになって全部とけあった世界をそのまま飲み込んじゃうのよ。


01-20-00 ただいま
まりあへ
まつおかですって人から、 男の人から でんわがありました。
りのはリンダにあいました。
りのより

赤のノートじゃなくて、まりあの勉強ノートに書き込んであった。サインペンで。おっきく。
もう。赤いノートのほうに書いてよね。いつだってテーブルの上にあるでしょう?

大人ってさ、なんで嘘ゆーの?大人とゆうのは、今ここでは、仕事してる人とか、仕事に呑込まれちゃってる人で、だいたいそういう人が嘘ゆうよね。嘘ってゆーと、友達みたいだけど、その言葉は、その場にあわせた不確実なことを平気でぺらぺらしゃべっちゃう。あれはなんでだろう。だけど嘘ゆわないでビジネスしてる人も知ってる。ああ、そっか、そういう人とそうじゃない人がいるのか。
ああ、それとも忘れっぽいとか、それだけなのかな。そう思おう。

とびむしから電話。まりあはこのあいだ電話で大島さんと話したところだった。


01-19-00

01-18-00
お父さんは、なに食わぬ顔で、

01-17-00

01-16-00
そうそうそうそう!その通り!僕はいつだって間違ってるさ。めちゃくちゃんなんだ。今日だってシェ・ルイでテーブルの下からだったにせよ、ヨウタを思いきり蹴り飛ばした。何回も何回も。近くのテーブルの人達が席を移って行ったのにも気付いてたよ。それに、リコの言ってることが間違ってるなんて思わない。ちゃんと筋が通ってる。僕はめちゃくちゃ。その通り。リコの言うことは完璧だ、完璧に筋が通ってる。ただそれがまるでくだらないってだけなんだ。聞こえのいい精神分析のまねごと。心理学のハウツー本。そんなんで僕も、ヨウタも、誰も分析なんて出来やしないんだ。空疎な統計や線の引かれた設計図に人間はあてはめられないってこと。いいんだよ。僕はヨウタを蹴り上げながら、これ以上の友達はいないってわかってる。そんな「タイプ」の人間がいて欲しいんじゃないんだ。まりあの友達はヨウタも、ヒスローも、エイミーも、ロミも、B.Tも、この部屋に出入りしてる誰もかれも、その人じゃないといけないんだよ。リコ、君だってそうなんだよ?「タイプ」で友達を求めてるわけじゃないんだ。

大島さんから電話がきて11分話したよってとびむしにメールをいれた。メモ。


01-15-00
B.Tのバーのトイレに「でる」ってあの話。2時ぐらいにやっときたひとり客にさんざnその話をして、客がトイレにはいったら、B.Tと二人でドアを押さえて閉じ込めてた。電気消して。あーくだらない事してた。バレンタインにチョコちょうだいだって。一ヶ月前から予約するものなの?トイレで?

生理的欲求、安全への欲求、愛と承認の欲求、4番目はなんだっけ?自己実現の欲求。霊長類の研究。
電話の音が鳴らないようにした。気をつけること。


01-14-00
ST.JOHN'S WORTを試してみた。PROZACよりはぜんぜんマイルド。続けてみる。医者には内緒だし、L.A.で勝手に仕入れてきたもの。突然、青い救急車を呼ばれて、部屋に看護士さん達がドカドカはいってきた時のために、いちおう隠しておく。場所は黒の配線コードケースの右下のひきだし。

とびむし(リーダー)から電話があった。ため息のでるような話だった。とびーは、まりあがいろいろ心配すると「お前、すぐオチるから」よくないからって詳しく話してくれなかったけど、あいつは「大丈夫だ」って言ってたけど、まりあはまだこっちにいたほうがいいんじゃないかな。札幌に行くのを来週にしなくちゃならないなと思う。


01-13-00
スタンダールは正気なのか?
「孤独は何事をももたらすが、性格の強さだけはもたらさない」

僕はすっかり強くなった気でいたんだ。
一人で旅をすることや、紅茶を飲んだりすることが本当の孤独っていうんじゃないってことは 知ってるよ。一人旅なんかすることはなくっても、本当の孤独のほうを、誰だって経験してるんだと思う。
僕もそうして強くなったんだと思っていたけど、

電話が鳴るたびにビクビクしてしまう。ドアベルが鳴ると明かりを消してしまう。お父さんからのたった一件のメッセージだけで今日の札幌行に乗れなかった。部屋の外に出なかった。
今度会った時にはどんな態度でどんなことを言うべきか、医者が教えてくれたじゃないか。まりあ!

本当の孤独、本当の孤独?保護室という独房にいる時だって孤独じゃないと思う。友達が一人もいなくなったとしても僕は孤独なんかじゃないと思う。本当は。
僕は信じる気持ちを持っているから、実は隣人はきっとわかりあえる人達なんだろうと思ってる。
孤独は人の心の中にある消えない闇の部分で、時々人はそこに自ら入りこんじゃうんだ。
運良くそこから出てこられたとしても、それは消えることのない闇なんだ。
強くなるしかないだろう?


01-12-00 帰国
僕はね、車とギターと同じくらい好きなんだ。だけど本当はどっちも大嫌いなんだ。だって彼らは僕の心臓を壊してくんだよ。

最後の時から2年ぶり。まりあが病院を脱走して辿り着いたところ。成人するまでいたところ。
LosAngelsがバカみたいに同じように迎えてくれて、友達が大げさにhugしてくれた。

LAXでは世界一まずい日本食が食べられるんだけど、観光客の道案内をして数ドル巻き上げようと、時々行く度に食べてた懐かしさから、また食べてみようと思ったんだよ。そんなくだらない郷愁なんかにかられちゃったのがいけなかったんだ!
メキシカンのおじさんはいなくなってて、EMIKOって日系人がいたんだけど。
結果はこういうわけだ。これからから成田行の飛行機に乗ろうとしている僕は、白いのびきった麺とくさい匂いのする醤油のスープをを頭からかぶってしまった。EMIKOも同様に。彼女の方は僕の後姿に向かってまだ「飛行機なんて落ちてしまえ」と叫んでいた。
汚れた服を一枚トイレで捨ててしまった。日本についたら雨で、ひどく寒かった。

L.A.TIMESでユダヤ教が戒律の中にインターネットの利用を禁止とつけくわえたことを読んだ。

マンションに着いた時の、電気をつける前の暗がりが、からだ中に染み込むように感じた。

のら猫がようやく今夜の寝床を見つけたように、少し落ち着かない気持ちでベッドに入った。
50時間ほど寝てなかったんだ。

ルスデンをチェックしたらお父さんが電話をかけてきていた。
きっと近々会うことになるんだろう。体がガタガタ震えた。

寝つけずに、「人間は骨と肉で出来ているんだ」そんなことを繰返し考えた。

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