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  03-31-01
 

 

03-30-01 37.7

朝から、警視庁の薬物課とかそういう人から電話がかかってきて(最初は原宿警察の保安課って言ってた)、ベッドの上で、寝起きじゃないふりをしながら話して、聞かれた事、話して、その電話をきってからすぐ、あちこち、友達に電話をかけて、そっちにも電話がいくらしいよ、とか、なにを聞かれるか、とか話して、それでもう目が覚めちゃったから、プーアール茶を飲みにキッチンまでよろよろ歩いて、スリッパ履くの忘れて、足の親指をダイニングテーブルにぶつけて、めちゃくちゃ痛くて、それでもカーテンを開けると、僕が植えたデージーやクリサンセマムの芽がでてた。緑色で小さくてかわいいやつが笑ってた。
午後、ヤスコの新しい彼の話を聞いて、すっかり長電話をしていたんだけど、頭が痛くて、今日はなんだか熱っぽいなと思って、ソファで倒れていたら電話がなった。
「女性自身の諸星といいますが」「はい、町沢先生から紹介されたんです」「テレ朝の小野から電話いきましたよね?」「その時、町沢先生と小野の横に私もいたんです。」「それで一緒に取材させてもらおうと思いまして」
正直いって一体どういうことが起こっているのかよくわからないでいる。
メディアではなぜ多重人格障害なんかをとりあげるのか、町沢先生はなぜテレビによく出てるのか、一番早く発芽するはずのカモミールはなぜまだ芽をださないのか。
女性自身といえば、僕と嵐士の別居が始まった時に、めちゃめちゃなことを書いた週刊誌が女性自身じゃなかったっけ。いや、女性セブンだったかな。あっちは、ウエディングドレスの写 真が載せられたほうだったかな。フライデーは追いかけてきて写真をとられたから、覚えてる。あれじゃない。
頭の中で週刊誌の名前とか、いろんな嫌な思い出がぐるぐるまわった。女性自身、女性自身、、でも、僕は週刊誌を買ったりしないのに、名前を覚えているってことは、結婚だとか別 居だとかって頃に、僕と嵐士のことをかいてた週刊誌のうちのどれかに違いないだろう。 そして、記憶通りの雑誌社なら、親切な記者がひとりだけいたところだ。引っ越したばかりの僕に、ストーブや、ホットカーペットなんかを自分ちから持ってきてくれた。まだいるのだろうか。
ソファに再び倒れると、猫が僕のからだに上に飛び乗った。
あの頃は、なにが起こっているのか、いつもよくわからないでいた。人格は切れ切れに時間をとりあって、僕はいつも次の瞬間、知らない場面 に立っていて、乱暴な態度をとるか、知らないふりをするばかりだったけど、内心はいつもビクビクしていた。この多重人格障害と言われる時間の奪い合いが、いつかきれいに終わるのだろうかと、かすかに信じて、祈っていた。だけど結局、自分のまわりでなにが起こっているのか、自分になにが起ころうとしているのか、今だってわからない。
まるで世界と僕は関係のない、べつべつの出来事にみえる。スリッパを履かなかった事とと、カモミールの発芽の遅れが 全く関係ないみたいに、僕の存在と、まわりの世界とはいつも隔たりがあって、 カモミールはカモミールのペースで芽をだすし、僕はスリッパが見当たらなくて、うろうろしたりする。
先生からはあれきり電話がこない。僕も電話をしていない。「最近、秘書を雇ったんだよ」 と先生は10回は僕に話した。そのせいもあって、電話もあまり僕からはしなくなった。

薬物課の人が探してる人は、ハルシオンを病院から持ち出して配ったりしてた東京女子医大のあの看護婦だけで、友達なんかは関係なければいいな、と思いながら、今日は倒れてました。熱は37.7度でした。

 

  03-29-01  午前3時、帰宅。
  03-28-01 別荘
  03-27-01 別荘
  03-26-01 別荘
  03-25-01 別荘
  03-24-01
  03-23-01
  03-22-01
  03-21-01
  03-20-01
  03-19-01
  03-18-01 尊敬されるくらいなら、誰にも知られずに生きたほうがまったくマシなことだろうと思う。思わない?
 
03-17-01

日本にくる度に連絡が来て、会っていたけど、あいつが嘘ばかり言う奴だっていうのはわかっていた。
聞こえないふりや、我慢や、気にしない努力で、何年もそいつの嘘を聞いてきたけど、可哀想なナトリ夫妻にまで嘘ばかり言ってるから、いい加減にしなよって、僕はついにあいつに言った。あいつはしばらく黙り込んで、それからまた嘘ばかり言いはじめた。何年も、嘘ばかり言う癖みたいなのがついていて、仕方がないのかな、って、僕はあきらめながら聞いていた。
くだらない嘘。自分をよくみせるためのつまんない嘘。-----なかでも家で痛めつけられ、日頃それを嘆いている者に、それがひどい。だから人と一緒に飲んだりすると、そういう連中はきまって自分の言い分を認めてもらおう、できることなら尊敬までも勝ち得ようと、躍起になるのだ-----Достоевский を思い出した。

  03-16-01
  03-15-01 この間の日曜日、まりあは海に行っていた。ノートに書いてあった。「三浦半島、津久井浜」帽子かぶろうとしたら、床に貝殻が散らばった。
 

03-14-01 どうしてこんなの飾ってあるんだろう?といつも思っていた。町沢先生のプライベートオフィスの壁に飾ってある ムンクの”叫び”
「ちょっと待って待って、今テレビ消すから」
町沢先生は、催眠だとか、そういうことをしない日でも、日曜日の夜によく僕を呼んだ。奥の椅子に腰掛けて、ビールを飲みながら、カシューナッツを食べてた。僕が先生の前に座ると、ちょうど”叫び”の真下に座ることになった。時々どうしても気になって、その絵をちらちらとみた。おそろしくてちゃんと見ることのできない絵だ。
このあいだネット上で、町沢先生が顔を出している東京家族ラボというところに通 っているという女の人に会ったけど、町沢先生はすごく”料金”が高いと言っていた。町沢先生がお金をとるなんて知らなかった。 僕が”治療費”やらなにやらを請求されないのは、どういうことなのだろうと思う。
■■■に電話してみようかな、と思う。
先生が言う、”心配しているんだよ”とかそんなことは本当ではないだろうけど、僕達が、ぐちゃぐちゃになって、時間が小刻みにバラバラになった時に、行くところは、今のところ町沢先生しかいないのだから、うまくやっていきたいけど、■■■と、先生と、僕の、この三角関係を時々、うらめしく思う。なにもかもわかっていて正しいのは、いつも医者や友人や家族や僕以外の誰かで、僕は監視された爆弾みたいな、そんな風にみえる。

君の知らないところで、世界はまわり続けている。今もまわり続けている。

世田谷警察のあの小部屋には、ピエール・ジャンムが飾ってあった。気持ちをなごませるために工夫してるんだって、刑事さんが言っていたけど、どうして先生のところには、苦悩し恐怖し叫ぶ人が飾られているんだろう。

 

 
03-13-01 捜査課の中村さんと町沢先生

今日、車で走ってる時、ふと電話してみた。電話をかけられそうな気持ちの時に、かけようかけようって思っていて、ずっと。 世田谷警察の番号と内線番号はメモリに入 れいていた。事情聴取をした河内さんをお願いしたのだけど、転勤でもういないんだって。中村って人が電話にでて、そのあとのことは、中村さんが調べてたんだって。4月になったら札幌に行って、調べようと思ってたいところだから、もう少し待ってと言われた。とにかく電話をかけられてよかった。どうなっているのか、なんにもわからないでいたから。

一ヶ月くらい前から、わりと頻繁に見知らぬ電話番号から着信があった。知らない番号だし、ルス電にメッセージは残されないし、ずっとでないでいたのだけど、今日も、その番号から着信があった。だけど今日は、メッセージが残された。はじめて。

町沢先生だった。「話したいことがあるから、電話ください」事務所が移りました、番号は、xxxxxxx。

なんだろう。急に不安になる。電話をかけなおさなくちゃかけなおさなくちゃ。

生まれてきたくて生まれてるの?みんな。

ルス電に入ってた番号にかけてみた。どうしてるの?とか、警察のほうはどうなったの?とか、町沢先生は言って、それからテレビ朝日の取材の話を僕にした。
これから裁判になった時に、多重人格とか裁判官はなかなか理解できないから、取材をうけておけばビデオを見せることも出来るなんて言っていた。 それから、テレビ朝日のオノですっていう人と電話がかわった。そういうことだった。

  03-12-01
  03-11-01 海
  03-10-01
  03-09-01 羽田着
  03-08-01
  03-07-01
  03-06-01 誰もかれも、まりあと連絡がとれないと言う。私はルスデンを聞いて消した。明日から、広島に行きます。
  03-05-01 hideちゃんから電話。電話にでないから携帯にメールがはいる。”最近どうしてるの!連絡とりたい!!!” !が4こ。
  03-04-01 
 
03-03-01 世田谷警察

世田谷警察の河内刑事に、電話をかけようかけようと思って出来ないでいる。お母さんに変わりにかけてもらおうか、、なんて思う。お母さんが結婚した男のことだ、お母さんだって苦しみを負担して欲しい、と思ったりする。でも、あれからこの話題は、口にしない。二人とも、なにもなかったみたいに。電話のことも頼めないまま。明日こそかけよう。自分で電話しよう。

  03-02-01 ミラノの Mr,Francescoから連絡がきた。"Why.......?."って。should I back in Buz??
 
03-01-01 kitty

先月からずっと無視して--無視する努力をしてきたけど、本当はわかっている。
部屋の中にもう一匹、猫がいる。
うちの猫は膝の上で寝ているのに、キッチンで水を飲む音、ベッドルームを歩き回る音、つめみがきの上に乗って爪を研ぐ音がする。時々、廊下をさっと走り抜ける。
猫の足跡がもう一匹分、多いんだ。
このところ毎年春になってくると、クローゼットの中で蝉の大群が鳴き出したり、黒い大きな鳥が部屋の隅にじっと立っていたりしたから、今年はバレンタインデイが過ぎても、蝉の声が聞こえないなと、ほっとしていたら、今度は見知らぬ 猫が部屋の中をパタパタと歩き回ってる。
幻聴も幻覚も、僕は相手にしないようにしている、そう努めている。それは幻聴や幻覚ですらなく、”まともな”僕の気のせいなのだろう、空耳なのだろう、、そう思うように努力している。昨年は そうやって、蝉の大群の中、ギターを弾いていた。
だけど、もしかするともしかすると幻聴じゃなく、もしかするとクローゼットの中に、もしかすると実際にすごい数の蝉が発生してるんじゃないかと思って、捜しまわってみたりもした。一度だけは、僕の部屋を訪ねてきた友達に、蝉の鳴き声がしないか聞いてみたこともあった。今年も気にしないようにしてきたけど、やっぱりいる。今年は猫か。。僕の猫は、僕が編んであげたマットの上で今日も寝ているのに、廊下で鳴き声がする。
僕は精神科で一度も薬を処方されたことがないし、音や幻視のことは、ドクターには話したこともなかった。なのに、よく病院に閉じ込められた。L.A.の麻薬捜査官が言ったことがある。僕の目の中に妙なものが映っているんだって。だから今すぐロックコカインをやめなさいって。

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