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11-28-00 |
TUESDAY
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あんな土曜日から泣いてばかり。くだらないことで。
くだらないこと。あのコが嘘を言ってたことなんか。
マフラーを編んでた僕もくだらなかった。
疑ったふりして本当はなにもかも信じてる。 本当は信じてた。
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11-27-00 人間はどこに行くんだろう。スピードをあげて高速道路を走る僕の車と誰かの車と。 |
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11-26-00 人間はどこに行くんだろう。 |
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11-25-00 |
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11-24-00 |
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11-23-00 |
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11-22-00 Y子が自分で自分のお腹を刺した。「アホだ」ってメールして心配したけれど、Y子がそのまま死にたかったのならお腹の傷は切れた釣り糸みたいにみじめだろう。 |
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11-21-00 |
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11-20-00 |
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11-19-00 |
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11-18-00 |
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11-17-00 |
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11-16-00 |
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11-15-00 |
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11-14-00 |
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11-13-00 |
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11-12-00 |
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11-11-00 |
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11-10-00 |
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要するに彼のただ一つの恐怖は孤独なのだ。
孤独から逃れるために彼はなんだってやる。
女を蹴飛ばしたり、何十時間でも一人でしゃべり続けたり、魂だとか言い出したり、ドラッグ、レイヴ、アルコール。だけど孤独は執拗で執念深く彼を追い回すものだから、晴れた日にも、気に入ったコとベッドにいる時にも、偏執狂みたいに、魂だとか、死だとか、ファンタジーに彼はのめりこんでいく。
それは自分自身でつくりあげた牢獄なのだ。
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11-09-00 |
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真夜中に起き出して、狂ったパーティに行く。
たった一言の約束をちゃんと覚えていて、お兄さんは駐車場のフェンスの上で、待ってた。
頭が良くてみんなが頼っててたインテリのシロウが失踪してから、ふと日本に戻ってきたシロウの兄貴。
ヨウタの車を降りたところで、これからパーティに行くことを内緒にしてる後ろめたさで、ありがとう、気をつけて帰ってなんて、普段言わないことを言ってたら、フェンス越しにお兄さんが見ているのに気付いた。
だからヨウタを抱きしめたら、ヨウタは機嫌よく帰っていったけど、それはあのパーティの中毒になってる頭のおかしいお兄さんのためにしたこと。
シロウが失踪してよかったと、まりあだけは思ってる。
まともなふりでまともな事を言う仲間は今はいらない。 |
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11-08-00 |
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空なんか見上げてもなにも映らない。
世界は”ある”か”ない”かと言ったら、空っぽだ。 |
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11-07-00 |
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空なんか見上げてもなにも映らない。
世界は”ある”か”ない”かと言ったら、空っぽだ。 |
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11-06-00 |
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空なんか見上げてもなにも映らない。
世界は”ある”か”ない”かと言ったら、空っぽだ。 |
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11-05-00 |
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空なんか見上げてもなにも映らない。
世界は”ある”か”ない”かと言ったら、空っぽだ。 |
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